常康親王 (Imperial Prince Tsuneyasu)

常康親王(つねやすしんのう、生年不詳 - 貞観 (日本)11年5月14日 (旧暦)(869年6月27日)は、平安時代前期の皇族。
仁明天皇の第7皇子で母は紀種子。
通称・雲林院宮。

幼少時より沈敏な性格で父に愛され、承和 (日本)7年(840年)には無品親王ながら、志摩国答志島を与えられた。
父・天皇の崩御後の嘉祥4年2月23日 (旧暦)(851年3月29日)に出家して雲林院に隠退して詩作に励んだ。
死の直前に雲林院を遍照に譲って天台宗の修行場して亡き父帝への謝恩の姿勢を示そうとした。

著作に『洞中小集』がある他、『古今和歌集』に1首採録されている。

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