御称号 (Goshogo)
御称号(ごしょうごう)とは、日本の皇族に与えられる称号。
概要
日本の皇族の幼少時に与えられる称号で、現在は天皇の子女及び皇太子の子女に対して与えられ、宮家の子女には与えられない。
基本的には漢字一文字と「宮」の組み合わせである。
漢字の出典については、五経などの古典から学者が選出し、天皇にいくつかの案を提出し、天皇が案から選んで与えることになっている。
現在の皇太子である徳仁親王の長女・愛子内親王の御称号(及び名)は、皇太子夫妻の意向を汲んで天皇が選んだとされている。
この慣習がいつ始まったかは定かではないが、江戸時代には既に定着していたようである。
近代以降の天皇の称号
明治天皇
- 祐宮(さちのみや)
大正天皇
- 明宮(はるのみや)
昭和天皇
- 迪宮(みちのみや)
明仁
- 継宮(つぐのみや)