源兼子 (MINAMOTO no Kenshi (Kaneko))

源兼子（みなもとのけんし（かねこ）、延喜15年（915年） - 天禄3年9月（972年））は、平安時代中期の賜姓皇族。
醍醐源氏。
醍醐天皇の皇女で、母は更衣 (女官)源周子（源唱女）。
同母兄弟に持明親王・盛明親王・勤子内親王・都子内親王・雅子内親王・源高明がいた。

延喜20年（920年）12月28日源氏朝臣姓を賜って左京一条一坊の貫籍（戸籍）に入った。
翌年の延喜21年に源高明を戸主とする旨の太政官符民部省の通達を受けた。
従四位に叙せられたが、天禄3年9月に卒去した。
ちなみに兼子の卒去により、天禄3年10月6日に予定されていた止雨奉幣使は延引されることになった。