為尊親王 (Imperial Prince Tametaka)
為尊親王(ためたかしんのう、貞元 (日本)2年(977年)- 長保4年6月13日 (旧暦)(1002年7月25日))は、平安時代中期の皇族。
冷泉天皇の第三皇子。
母は藤原兼家の娘藤原超子。
三条天皇は同母兄、敦道親王は同母弟。
妻は藤原伊尹の娘・九の御方。
和泉式部と交際していたが、身分の違いを理由に結婚はかなわなかった。
式部との逢瀬(おうせ)のために、伝染病が猖獗(しょうけつ)していた平安京を夜な夜な彷徨(ほうこう)したため、自身も病を得、26歳という若さで薨去(こうきょ)した。