皇位継承順位 (Order of the succession to the Imperial Throne)
皇位継承順位(こういけいしょうじゅんい)とは、皇位を継承する順位のこと。
順位が高い(1位に近い)ほど、次の皇位につく可能性が高い。
憲法・皇室典範における皇位
現在の日本国憲法(昭和21年11月3日憲法)、皇室典範(昭和22年1月16日法律第3号)では次のように規定されている。
日本国憲法
第2条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
皇室典範
第1条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。
第2条 皇位は、左の順序により、皇族に、これを伝える。
一 皇長子
二 皇長孫
三 その他の皇長子の子孫
四 皇次子及びその子孫
五 その他の皇子孫
六 皇兄弟及びその子孫
七 皇伯叔父及びその子孫
2 前項各号の皇族がないときは、皇位は、それ以上で、最近親の系統の皇族に、これを伝える。
3 前二項の場合においては、長系を先にし、同等内では、長を先にする。
第3条 皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる。
現在の皇位継承順位
徳仁親王(1960年生)
秋篠宮文仁親王(1965年生)
悠仁親王(2006年生)
常陸宮正仁親王(1935年生)
三笠宮崇仁親王(1915年生)
寬仁親王(1946年生)
桂宮宜仁親王(1948年生)