清水谷家 (Shimizudani Family)
清水谷家(しみずだにけ)は、羽林家の家格を有する公家。
藤原北家閑院流。
西園寺家の一門。
家業は書道、笙、能楽、神楽。
家紋は割菱。
江戸時代の家禄は200石。
伯爵。
鎌倉時代、西園寺公経の二男一条実有を祖とする。
当初は「一条家_(曖昧さ回避)」と名乗っていたが、一条実秋の代に一条家との重複を避けて現在の家名に改めたという。
後に一時期中絶していたが、江戸時代初期に再興した。
清水谷実業は、歌道で有名な三条西家より養子に入り、霊元天皇歌壇の代表的歌人として知られる。
幕末、明治維新期の清水谷公考(きんなる)は、明治維新後、箱館府知事に就任する。
清水谷実英(さねあきら)は明治17年7月7日伯爵位を授けられ、宮中顧問官、掌典次長を務めた。