小京都 (Little Kyoto)

小京都(しょうきょうと)とは、古い町並みや風情が京都市に似ていることから、各地に名づけられた街の愛称である。
室町時代以降、各地の大名が京都を真似た町づくりをし、それが小京都の起源となった。

小京都と呼ばれる地域が集まる団体として「全国京都会議」が存在する。
全国京都会議は京都市を含む二十六市町により、1985年に結成された。
1988年の第4回総会で加盟基準が次のように定められた。

京都に似た自然と景観
京都との歴史的なつながり
伝統的な産業と芸能があること
以上3つの要件の一つ以上に合致しておれば常任幹事会で加盟を承認される。
全国京都会議には小京都のほか、「本家」である京都市も参加し、事務局を同市観光協会内においている。

なお、全国京都会議に加盟していなくても、観光宣伝などを目的とした自称、他称の「小京都」は多い。

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