木津町 (Kizu-cho)
木津町(きづちょう)は、京都府相楽郡にあった町。
2007年3月12日、山城町 (京都府)、加茂町 (京都府)と合併し木津川市となった。
現在は存在しない町である。
地理
京都府最南端に位置する。
木津川 (京都府)が流れており、古くは木材運搬用の港として栄えた(木の津・町名の由来)。
合併以前から人口増加が著しく、平成17年実施国勢調査速報値によると、増加率は日本国内町村の中で6位(当時)であり、2006年3月10日に4万人を越えた。
関西文化学術研究都市(学研都市)の一部であり、研究施設が建ち並ぶ地区もあるが、古い街並みと豊かな自然の残る地区が多い。
柿が特産。
「自然と伝統を生かし、文化を創造する調和のとれたふれあいのまち」を町の標語に掲げていた。
歴史
1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により相楽郡に木津村が置かれる。
1893年(明治26年)11月25日 町制施行により木津町となる。
1951年(昭和26年)4月1日 相楽郡相楽村(そうらくぐん・さがなかむら)を編入。
2007年(平成19年)3月12日 相楽郡木津町、加茂町、山城町の3町合併により木津川市となる。
行政
町長:河井規子(2004年9月19日就任)
主要な公共施設
木津簡易裁判所 京都府相楽郡木津町大字木津小字南垣外110
木津地方合同庁舎(法務局、検察庁、ハローワーク) 相楽郡木津町大字木津小字上戸36番地の6
木津警察署
経済
町域西部 近鉄高の原駅周辺にイオン高の原ショッピングセンター。
産業
ロート製薬、オムロン、積水ハウス総合住宅研究所などの民間研究施設ならびに、きっづ光科学館ふぉとん(日本原子力研究開発機構 関西光科学研究所)、ATR等の国の研究施設が立地。
国内
京都府竹野郡丹後町(友好町締結)(現京丹後市)
教育
西日本旅客鉄道
木津駅 (京都府) - 関西本線 - 奈良線 - 片町線(学研都市線)
西木津駅 - 片町線(学研都市線)
木津駅は交通の要衝であり、2007年(平成19年)春の橋上駅供用開始と合わせて、駅東口の設置が進められている。
近畿日本鉄道
木津川台駅 - 近鉄京都線
山田川駅 - 近鉄京都線
道路
京奈和自動車道
木津インターチェンジ (京都府)
国道24号
国道163号
奈良県道・京都府道44号奈良加茂線
奈良県道・京都府道47号天理加茂木津線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
和泉式部墓
平重衡墓
レジャー
木津川 (京都府)
祭り
木津三社祭り(木津町指定文化財(無形民俗)の登録名称は「木津布団太鼓台祭」)
10月の第4土曜日と翌日曜日。
但し、10月20日、21日が土日の場合は20、21日。
御霊神社・岡田国神社・田中神社の三神社に6基の布団太鼓を宮入する(敬神組、社町、小寺町、西町、義友会、拝神團)
その他
郵便番号は以下の通りである。
山城木津郵便局:619-02xx、619-11xx