城陽市 (Joyo City)
城陽市(じょうようし)は、京都府に属する市で、京都市と奈良市のほぼ中間に位置する。
正道官衙遺跡(国の史跡)や久世神社、水度神社(いずれも本殿は国の重要文化財)などの歴史的建築物を多数擁するほか、京都サンガF.C.の練習場であるサンガタウン城陽が置かれている。
金銀糸の生産高では、日本国内の約60%を占めるとされている。
気候は比較的温暖である。
地理
城陽市は、京都市の南方、京都府南部の山城地区に属する。
京都市と奈良市を結ぶ国道24号が南北に横断し、両市のほぼ中間にある。
この他、JR奈良線と近鉄京都線が南北に横断している。
木津川 (京都府)の右岸に位置し、市南部を東西に青谷川が流れる。
地勢は西部(大久保バイパス近辺)は概ね平坦で、東部に向かうにつれて起伏の多い地形になっている。
歴史
1951年(昭和26年)4月1日、久世郡久津川村、寺田村、富野荘村、綴喜郡青谷村の4村が合併して、久世郡城陽町が誕生する。
1972年(昭和47年)5月3日、市制施行。
市名は、城陽町設置の際に公募。
「山城国南部、陽の当たる豊かな土地」という意味。
人口
行政
市長:橋本昭男
経済
産業
主な産業
サントリー京都工場
産業人口
姉妹都市
国内
海外
慶山市(大韓民国慶尚北道)
1991年1月22日姉妹都市提携
バンクーバー (ワシントン州)(アメリカ合衆国ワシントン州)(カナダのバンクーバー (ブリティッシュコロンビア州)とは別)
1995年10月30日姉妹都市提携
地域
隣接している自治体
宇治市、八幡市、京田辺市、井手町、宇治田原町、久御山町
他府県とは隣接していない。
交通
主要交通機関はJR奈良線、近鉄京都線及び国道24号(大久保バイパス・京奈和自動車道)である。
鉄道路線
中心となる駅は城陽駅(JR奈良線。快速停車駅)であり、同駅が市役所への最寄り駅である。
だが利用者数を見ると寺田駅 (京都府)(近鉄京都線)が一番多く、実質この駅が中心とも言える。
上記2つの駅のほか、JR奈良線の長池駅、山城青谷駅、近鉄京都線の久津川駅、富野荘駅がある。
北部は近鉄京都線の急行停車駅大久保駅 (京都府)、JR奈良線の新田駅 (京都府)が徒歩圏のため、両駅への利用者も多く、近鉄大久保駅へは市内全域からのバス路線が通じており、合わせて利用者が多い。
近鉄線は、ラッシュ時及び日中を中心に、大久保、新田辺両駅での急行列車との緩急接続が比較的多く行われており、便利はよい。
また、大阪市への通勤では近鉄京都線に乗り、新田辺駅(京田辺市)から徒歩連絡するJR片町線(京田辺駅)の快速電車に乗り換えて大阪市へ向かう客も多い。
バス路線
市東部については城陽団地を中心に京阪宇治バスが運行されているが、西部に関しては路線網が薄い。
それを補完する形で、京阪宇治バスによる市循環バス(城陽さんさんバス)が3系統、各一時間に1~2本運行されている。
道路
高速自動車国道
新名神高速道路(予定)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
水度神社 - 本殿(重要文化財)
荒見神社 - 本殿(重要文化財)
久世神社 - 本殿(重要文化財)
阿弥陀寺 (城陽市) - 木造薬師如来立像(重要文化財)
中天満神社
正道官衙遺跡
平川廃寺跡 - 国史跡
青谷梅林 - 広さ20ha、1万本のウメ
TWINKLE JOYO - 20万球のイルミネーションが彩る光のページェント
※「重要文化財」は国指定の重要文化財を指す
特産品
イチジク
金銀糸
郵便番号
城陽郵便局(610-01)