宮川町 (Miyagawa-cho)
宮川町(みやがわちょう)は京都市東山区に位置しており、宮川筋二丁目から六丁目までが花街である。
沿革
出雲阿国の歌舞伎踊りの時代から始まり、最初は若衆歌舞伎の小屋と茶屋が立ち並び10代の少年が接待をしていたので「陰間」と呼ばれていた花街だった。
その後形態が変わり宝暦年間、正式に認可された。
明治、大正、1958年3月15日の売春防止法施行までは遊廓であり、今でも遊廓時代の建物が残っている。
現在は芸妓一筋の花街で、毎年春には『京おどり』が上演される。
舞妓数は祇園甲部に続いて20人以上の大きい数を誇っている。
舞踊の流派は以前は楳茂都流であったが現在は若柳流が主流である。
2003年(平成15年)、宮川町芸妓ふく葉(同芸妓組合会長)、君直、ちづるの三名が宮川町初の若柳流名取となった。
2006年(平成18年)、 歌舞練場改築工事で休演されていた芸妓の発表会である『みずゑ会』が31年ぶりに復活した。
教育、稽古
詳細は東山女子学園参照。