産寧坂 (Sannei-zaka Slope)
産寧坂(さんねいざか)は京都市にある坂。
三年坂(さんねんざか)とも呼ばれる。
東山の観光地として有名である。
狭義には音羽山清水寺の参道である清水坂から北へ石段で降りる坂道をいうが、公式には北に二年坂までの緩い起伏の石畳の道も含む。
二年坂を介して北にある八坂神社、円山公園 (京都府)、高台寺、法観寺(八坂の塔)と南にある清水寺を結んでいるため、観光客が絶えない。
沿道は土産物店、陶磁器店、料亭などが並ぶ。
文化財保護法に基づき重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
幕末の明保野亭事件の舞台である。
重要伝統的建造物群保存地区
重要伝統的建造物群保存地区としての産寧坂は通りの範囲より広く、東山区祇園町南側、清水二丁目、清水三丁目、下河原町、南町、鷲尾町、金園町、八坂上町および枡屋町の各一部、約5.3haになる。
産寧坂の伝説
産寧坂で転ぶと、三年以内に死ぬという伝説がある。
(これが「三年坂」の語源とする説もある。)
沿道の主な施設
清水寺