都祁村 (Tsuge-mura)
都祁村(つげむら)は、奈良県北東部にかつて存在した村。
2005年4月1日に添上郡月ヶ瀬村とともに奈良市へ編入され、消滅した。
地理
奈良県の北東部、笠置山地(大和高原)に位置する高原の村である。
気候は盆地部より比較的冷涼・寒冷で夏季は過ごしやすく、冬季は厳寒を極める。
村内を名阪国道が横断しており、交通の至便な地である。
歴史
1955年(昭和30年)1月1日 山辺郡都介野村・同郡針ヶ別所村が合併し、発足。
2005年(平成17年)4月1日 奈良市へ編入され、消滅。
行政
典型的な「保守的農村」であったと言える。
例えば村議会などは、単なる大字ごとの代表者・大字住民の代弁者の集会という色合いが濃かった。
そのため、無投票当選が非常に多かった。
隣接する自治体
奈良市、天理市、桜井市、山辺郡山添村、宇陀郡榛原町 (奈良県)、室生村
教育
都祁村立の教育施設は、合併に伴い、全て奈良市に移管された。
小学校
奈良市立都祁小学校
奈良市立吐山小学校
奈良市立六郷(りくごう)小学校
奈良市立並松(なんまつ)小学校
中学校
奈良市立都祁中学校 http//www.naracity.ed.jp/tsuge-j/
高等学校
奈良県立山辺高等学校
その他
奥宇陀広域農道(やまなみロード)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光
道の駅針T・R・S
いこいの村大和高原
都祁温泉フィットネスバード
史跡・旧跡
小治田安萬侶の墓
都祁水分神社
三陵墓古墳
吐山-氷室跡