五日市憲法 (Itsukaichi Constitution)

五日市憲法(いつかいちけんぽう)は、明治時代初期に作られた私擬憲法の一つ。
別名を日本帝国憲法という。
全204条からなり、そのうち150条を基本的人権について触れ、国民の権利保障に重きをおいたものである。
五日市学芸講談会のうち1人である千葉卓三郎が1881年に起草したとされる。
1968年(昭和43年)、色川大吉によって東京都西多摩郡五日市町 (東京都)(現あきる野市)の深沢家土蔵から発見された。

国民の権利などについて、当時としては画期的な内容が含まれ、現日本国憲法に近い内容も見られる。

五日市憲法は東京都の有形文化財(古文書)に、深沢家屋敷跡(土蔵などが残る)は史跡に指定されている。
前者は東京経済大学に保管されていたが、現在はあきる野市の中央図書館に移管された。

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