地方官会議 (Local Administrative Assemblies)
地方官会議(ちほうかんかいぎ)とは、1874年(明治7年)に設置された、明治政府が招集した府県長官の会議のことである。
大阪会議で木戸孝允が構想し、開設が決定した。
1875年(明治8年)以来3回、地方民情を知るために、県令および府知事を招集した。
地方民会や三新法など地方自治に関係のある、地方行政を巡る諸問題を審議した。
なお、元老院 (日本)に対する下院のつもりであるが、実質は官選の事務官会議であった。
その後、1881年(明治14年)、国会開設の勅諭によって廃止となった。