稲葉騒動 (Inaba Sodo (Inaba Riot))
稲葉騒動(いなばそうどう)とは、明治2年(1869年)12月に、西尾張地域一帯(稲沢・尾西・一宮・津島の133村)で起こった大規模な農民一揆である。
発端が、美濃路の稲葉宿であったことから、稲葉騒動と呼ばれた。
騒動は4日間に及び、3万を越える人々が参加した。
しかしながら農民隊を含む尾張藩兵らの銃撃を受け制圧された。
藩側は、さらには大砲までくりだしたので、百姓側に多くの死傷者が出た。
「竹槍で どんと突き出す 二分五厘」で有名な地租改正反対一揆の先駆けともいわれる。
詳しくは、「新修 稲沢市史 本文編 上」の597ページに詳しく書かれている。