落武者 (Ochimusha)
落武者(おちむしゃ)とは、戦乱において敗者として生き延び、逃亡する武士のこと。
落ち延びた先の山間部などに集落を作った例もある。
戦国時代 (日本)における落武者は、首に対する恩賞や所持品を狙う農民による落武者狩りの対象とされた。
落ち武者は薄の穂にも怖ずという慣用句は怖いと思うと何にでも恐怖を感じるという意味である。
岐阜県や長野県では落ち武者の事を「だいこう」と呼ぶ地域もある。
これは「だいゅう(大夫)」が訛ったものだという説が最も有力視されている。