初陣 (Uijin)

初陣(ういじん)は日本における武士階級の子弟が初めて戦闘行為に参加することをいう。

初陣の年齢は個人差があるが多くの場合、元服前後の10代前半が多く、親は子供の将来の安寧を願い必ず勝てる戦いに参加させる傾向があった。
例外的に遅い例としては毛利元就の20歳などがある。

初陣の例

吉川元春13歳(1540年、吉田郡山城の戦い)
上杉謙信13歳(1543年、越後国内乱)
織田信長14歳(1547年、大浜攻め)
北条氏康15歳(1530年、小沢原の戦い)
伊達政宗15歳(1581年、相馬義胤 (十六代当主)との戦い)
徳川家康17歳(1558年、寺部城攻略戦)
長宗我部元親22歳(1561年、長浜の戦い)
石田三成22歳(1581年、淡路島攻略戦)

また、転じて未経験の事柄に臨むこと全般を指して使われることもある。

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