敵は本能寺にあり (Our Enemy is in the Honno-ji Temple)

敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)は、戦国時代の武将明智光秀が本能寺の変の際に発したとされる言葉。
主君の織田信長より備中国の毛利氏を攻めるように命じられていた光秀の軍勢は、討つべき敵は本能寺にいる信長であるとして急に進路を変え、京都の本能寺に向かう。
後世に創作された言葉とする説もあるが(本能寺の変参照)、広く人口に膾炙したためその後の多くの小説の文中に使われており、この言葉をタイトルにした映画やドラマも作られた。

映画
映画「敵は本能寺にあり」1960年に松竹で公開された作品。
池波正太郎のオリジナル脚本を元に大曽根辰保監督が演出。

ドラマ
日曜洋画劇場特別企画・敵は本能寺にあり(にちようようがげきじょうとくべつきかく・てきはほんのうじにあり)は、2006年に放送された『信長の棺』の完結編として、テレビ朝日系で、2007年12月16日の2100~2309(日本標準時)に放送された時代劇の特別番組である。
原作は加藤廣著、日本経済新聞出版社刊『明智左馬助の恋』。
視聴率は12.6%。

備考
竹中直人が秀吉役を演じるのは大河ドラマ「秀吉 (NHK大河ドラマ)」に続き2度目である。

前作『信長の棺』で主演を務めた松本幸四郎_(9代目)の長男の市川染五郎が主人公・明智左馬助を演じている。

[English Translation]