平中物語 (Tale of Heichu)

平中物語(へいちゅうものがたり)は、平安時代に成立した歌物語(平仲物語とも書く)。
作者や成立年は不詳。
現代に伝えられる伝本は、藤原定家の孫である冷泉為相による古写本1冊しかないという。
主人公の「平中」は、平安時代中期の歌人、平貞文(たいらのさだふみ又はさだぶん)。
『伊勢物語』の影響が大きい作品であるが伊勢物語に比べ地文が多いという。
角川文庫、日本古典文学全集所収。

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