新選組顛末記 (Shinsengumi Tenmatsuki)
新撰組顛末記(しんせんぐみてんまつき)は、新撰組幹部の生き残り永倉新八による口述を記録した、新撰組を知る上で貴重な資料の一つ。
元は「新撰組 永倉新八」という題で、大正2年(1913年)3月17日から同年6月11日まで小樽新聞で連載された回顧記録。
永倉の自筆ではないため、記者の脚色も指摘されている。
1998年11月に新人物往来社より新装版が出版され、現在も再版が続いている。
新装版には、「新撰組 永倉新八」の内容だけでなく、関係者の話や永倉の遺稿の一つ「同志連名記」なども収録された。