深草少将 (FUKAKUSA no Shosho (Major General))

深草少将(ふかくさのしょうしょう)は、室町時代に世阿弥ら能作者が創作した、小野小町にまつわる「百夜通い」の伝説に登場する人物。
欣浄寺(京都市伏見区)に屋敷があったともされる。

欣浄寺の池の横には「少将の通い道」とよばれるものがあり、訴訟を持っている者がここを通るとかなわないと言われる。
その他、小野小町供養塔と並んで深草少将供養塔がある。
また、随心院(京都市山科区)には、深草少将等が書いた手紙を埋めたとされる「文塚」等がある。
小野小町を愛したといわれ、小町が私の元へ百日間通い続けたら結婚しようと言い、九十九夜通ったが、雪の降る日で、雪に埋まり凍死したとも言われている。

[English Translation]