源道済 (MINAMOTO no Michinari)
源 道済(みなもと の みちなり、? - 寛仁3年(1019年))は、平安時代中期の官人・歌人。
源方国(みなもとのまさくに)の子で、源信明(みなもとのさねあきら)の孫。
中古三十六歌仙の一人。
文章生から宮内少丞・蔵人・式部大丞を歴任した。
そして、正五位下大宰少弐に至り任地に赴きその地で没した。
藤原道長の時代の歌壇で活躍し「拾遺和歌集」の撰集にも関ったという。
漢詩文にも秀でていた。
「拾遺和歌集」以下の勅撰和歌集に入集。
家集に「通済集」、歌学書に「通済十体」がある。