看聞日記 (Kanmon Nikki)

看聞日記(かんもんにっき)は、伏見宮貞成親王(後崇光院、1372-1456)の日記。
本記と別記から構成され、全54巻。
応永23年(1416年)より文安5年(1448年)まで33年間に渡る日記。
一般に『看聞御記』と呼ばれる。

貞成親王は伏見宮3代で、後花園天皇の実父にあたる人物。
将軍足利義教時代の幕政や世相、貞成親王の身辺などについて記されている。
それゆえ、政治史だけでなく文化史においても着目されている。

一部は消失しているが、原本は宮内庁書陵部に所蔵されている。

続群書類従完成会から『続羣書類従 補遺 第2』上下2巻として刊行。

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