縁語 (Engo)
縁語(えんご)とは、一首の中に意味上関連する語を連想的に2つ以上用いることで歌に情趣を持たせる、和歌の修辞技法のひとつ。
掛詞と合わせて用いることも多い。
例
「」内が縁語である。
小式部内侍による和歌
大江山いく野の道の遠ければ まだ「ふみ」もみず天の「橋立」
式子内親王による和歌
玉の「緒」よ「絶え」なば絶えね「ながらへば」 しのぶることの「弱り」もぞする
縁語(えんご)とは、一首の中に意味上関連する語を連想的に2つ以上用いることで歌に情趣を持たせる、和歌の修辞技法のひとつ。
掛詞と合わせて用いることも多い。
例
「」内が縁語である。
小式部内侍による和歌
大江山いく野の道の遠ければ まだ「ふみ」もみず天の「橋立」
式子内親王による和歌
玉の「緒」よ「絶え」なば絶えね「ながらへば」 しのぶることの「弱り」もぞする