中嶋猛夫 (NAKAJIMA Takeo)

中嶋 猛夫(なかじま たけお、1947年 -)は、日本の環境デザイナー。
女子美術大学芸術学部デザイン教授・同大学大学院美術研究科教授。
専攻は、環境デザイン・宗教空間・景観論と設計。

東京都生まれ。
東京芸術大学美術学部工芸科工業デザイン専攻卒業。
同大学大学院美術研究科デザイン専攻博士課程修了(博士)。
東京芸術大学、女子美術大学助教授を経て現職。

自動車デザイナーに憧れ東京芸術大学へ進学するが、公害問題を抱えた日本社会を目の当たりにし、環境デザインを志す。
以来、エコロジーデザインとは何かを提唱する。
京都桂離宮、修学院離宮にて造園実務に携わり、寺院境内の研究をする一方、国内外の庭園を多数設計。
宗教空間、寺院建築に関する研究論文を多数発表。

主な作品制作

ノリタケ 洋食器開発(1984年-1990年)
箱根プリンスホテルレイクサイドロッジ(現・レイクサイドアネックス)景観設計(1985年)
山田温泉中央広場設計(1986年)
駐シンガポール日本大使公邸庭園設計(1988年)
中国・深センリゾート基本構想(1988年)
南アルプス街道景観整備設計(1990年)
両国回向院境内整備設計(1991年)
河口湖町・富士登山道修景整備基本設計(1993年)
今出川低茶庭設計(1993年)
百木邸庭園設計(1994年)
三宅邸庭園設計(1994年)
奥飛騨・荘川ふるさと村構想(1995年)
銀座MIKIMOTO ディスプレイデザイン(1996年-1997年)
防災用多機能タワー商品企画(1998年)
東京競馬場アートワーク構想(1999年)
見奈良温泉景観設計(1999年)
春野温泉景観設計(2000年)
日向院市川別院境内改修構想(2000年)
女子美術大学創立100周年記念 女子美教員作品展「私の環境デザイン」(2000年)
佐野温泉景観基本設計(2002年)
永島邸庭園設計(2003年)
宮崎シーガイヤ 温泉景観設計(2003年)
亀田邸基本構想(2004年)

主な受賞歴

緑のデザイン大賞(1992年)
日本グッドデザイン賞(自立型防災多機能タワー)(1999年)

[English Translation]