中西君尾 (NAKANISHI Kimio)
中西 君尾(なかにし きみお、1843年(天保14年)- 1918年(大正7年))は祇園甲部の芸妓。
本名はきみ。
新撰組や幕末の志士らと交わした。
当時、縄手通にあったお茶屋『魚品』(うおしな、後に切通しに移転し、現存せず)で井上馨と出会い、彼が命を狙われていたとき、自分の身代わりとして鏡を渡したといわれる。
案の定、井上はそれに助けられたのである。
彼女も桂小五郎、品川弥二郎らを助けたりして命を狙われた。
新撰組に捕らえられた事がある。
しかし、近藤勇によって助けられたことが何回もある。
君尾は品川との間に子供をもうけ、大正7年(1918年)に亡くなった。
墓所は京都市左京区の超勝寺にある。