井上泰助 (INOUE Taisuke)

井上泰助（いのうえたいすけ、安政4年12月5日 (旧暦)（1858年1月19日）－昭和2年（1927年）2月10日）は、新選組隊士。
八王子千人同心の井上松五郎の次男。
叔父は新選組六番隊長として知られる井上源三郎である。

慶応3年（1867年）に11歳で新選組に入隊。
局長近藤勇の刀持ちを務めていた。
まもなく、大政奉還、王政復古の令を経て戊辰戦争が勃発し、叔父源三郎が鳥羽・伏見の戦いで戦死。
源三郎の首を持ち帰ろうとするが、重くて運ぶことができなかった。
他の隊士に促されて近くの寺の境内に埋めたと言う。

その後、井上家に戻って源三郎の戦死を伝えた。