伊賀局 (Iga no Tsubone)
伊賀局(いがのつぼね、生年不詳 - 元中元年/至徳 (日本)元年10月13日 (旧暦)(1384年11月26日))は、南北朝時代 (日本)の勇女とされる女性。
篠塚重広(伊賀守)の娘。
人物
はじめ阿野廉子(後醍醐天皇の妃)に仕えた。
足利勢の高師直に襲われ新待賢門院が吉野を落ちた時、従う者はわずか数人で、途中、吉野川にかかる橋が半ば絶たれ、渡ることができなかったが、伊賀局は怪力をもって巨木を折り、吉野川に架け、無事通過することができた。
後に楠木正儀の妻となった。