吉川経茂 (KIKKAWA Tsuneshige)
吉川 経茂(きっかわ つねしげ、生没年不詳)は鎌倉時代後期の武士。
石見吉川氏の初代。
父は吉川経光。
子に吉川経兼。
1313年に、兄の吉川経高が80歳近い老躯をおして、安芸国大朝町に移住することとなった。
それに従い経茂も安芸国に移住した。
兄により石見国津淵荘の地頭職を与えられ、石見吉川氏の初代となる。
娘を甥であり安芸吉川氏当主の吉川経盛に嫁がせている。
このことからも安芸吉川氏を補佐する役割として宗家からも重要視されていたことが伺える。
没年も不詳。
子の吉川経兼が跡を継いでいる。