大炊御門信名 (OINOMIKADO Nobuna)

大炊御門 信名(おおいのみかど のぶな、寛文9年(1669年) - 貞享元年10月14日 (旧暦)(1684年11月20日))は、江戸時代前期の廷臣。
主に霊元天皇(112代)に仕え、官位は正四位下左近衛中将まで進んだ。
父は太政大臣近衛基熙。
母は不詳。
養父は左大臣大炊御門経孝。
兄に関白近衛家熙、姉に近衛熙子(徳川家宣室)、妹に閑院宮直仁親王后がいる。

近衛家の二男として生まれる。
詳しい理由は分からないが、大炊御門経孝の実子は、内藤義恭という人物の養子に入り、内藤義竜となっており、大炊御門家の嫡男がいなくなった。
このため、庶子である信名が大炊御門家に養子に入ることとなった。
しかし貞享元年(1684年)に死去。
享年16。

大炊御門家は内藤義竜の子大炊御門経音が養子に入って継いだ。

[English Translation]