大炊御門冬宗 (OINOMIKADO Fuyumune)
大炊御門 冬宗(おおいのみかど ふゆむね、正平 (日本)23年・延文2年(1357年) - 応永12年5月5日 (旧暦)(1405年6月1日))は、南北朝時代 (日本)から室町時代の公卿。
長慶天皇(98代)後亀山天皇(99代)の二帝にわたり仕え、官位は従一位大納言まで昇る。
父は大炊御門冬信。
兄に大炊御門宗実・大炊御門信経がいる。
子に大炊御門宗氏がいる。
正平3年・応安元年(1368年)に従三位となり公卿に列する。
陸奥権守、参議、権中納言を経て、弘和2年・永徳2年(1382年)権大納言となる。
元中2年・至徳 (日本)2年(1385年)に権大納言を辞するも、応永9年(1402年)に再任。
翌年に辞す。
応永12年(1405年)に従一位となるも薨去。