大炊御門良宗 (OINOMIKADO Yoshimune)
大炊御門 良宗(おおいのみかど よしむね、文応元年(1260年) - 徳治2年8月23日 (旧暦)(1307年9月20日))は、鎌倉時代中期から後期の公卿。
亀山天皇(90代)から後二条天皇(94代)にいたる五代の天皇に仕え、官位は正二位大納言まで昇った。
父は太政大臣大炊御門信嗣。
母は左近衛中将頼俊朝臣の娘。
異母弟に非参議大炊御門嗣雄がいる。
子に内大臣大炊御門冬氏がいる。
文永5年(1268年)に叙爵。
以降累進し、土佐権介・左近衛少将・左近衛中将・陸奥権介・美濃権介・権中納言・中納言などを歴任。
正応3年(1290年)に権大納言、乾元 (日本)元年(1302年)に大納言となっている。
さらに嘉元元年(1303年)より3年(1305年)までにかけて後二条天皇の中宮徳大寺忻子の中宮大夫をつとめた。