大狛百枝 (OKOMA no Momoe)
大狛百枝(おおこまのももえ、生年不明 - 持統天皇10年5月13日 (旧暦)?(696年6月18日?))は、日本の飛鳥時代の人物である。
旧仮名遣いでの読みは「おほこまのももえ」。
姓(カバネ)は造、後に連。
天武天皇10年(681年)4月12日に、大狛造百枝ら14人が、連の姓を与えられた。
12年(683年)に大狛造に連の姓が与えられた。
持統天皇10年(696年)5月13日に、大狛連百枝は直広肆の位と賻物(葬儀の際の贈り物)を贈られた。
この日か直前に死んだと考えられる。
『日本書紀』中に現れるこの種の贈位は、決まって壬申の年の功に対してなされている。
百枝もまた壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)側に加わって功を立てた可能性がある。