弓削元宝 (YUGE no Ganpo)

弓削元宝(ゆげのがんほう)は、日本の飛鳥時代の人物である。
カバネは 連。
本人ではなく、子の事績でわずかに知られる。

『日本書紀』の持統天皇4年(690年)10月22日条に、名が知れないその子のことが記される。
弓削連元宝の子は、百済救援戦争に従軍して唐の捕虜になった。
天智天皇2年(663年)、大伴部博麻が身を売って得た衣糧を得て、土師(連)富杼、氷(連)老、筑紫(君)薩夜麻とともに帰国し、唐の計略を本国に知らせた。

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