智徳法師 (Chitoku Hoshi)

智徳法師(ちとくほうし)は、平安時代、一条天皇の頃の陰陽師。

『今昔物語』によると、播磨国明石沖で海賊に襲われた船主を助け、陰陽の術で海賊を捕らえ、荷物を取り返したとされる。

また、安倍晴明に術比べを挑んだが、式神を隠されていともたやすく懲らしめられた。

智徳は、「私には、式神を使うことはできても、人の使うものを隠す事は到底できない」として、安倍晴明の弟子になったとされる。

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