末代 (Matsudai)

末代(まつだい)は、平安時代末期の僧。
富士上人とも称される。

略歴
出生は駿河国。
富士登山を何度も経験したと伝えられている。

末代と富士山信仰
山岳修行として富士登山を、また富士山に仏閣の建立などを行った人物として末代は富士山修験道の開祖と考えられている。
1149年(久安5年)に富士山の山頂に大日寺という仏堂を建立し、大日如来を奉納。
その後、村山(現在の静岡県富士宮市)には大日堂を建立している。
以後、村山は富士山修験道の中心地となり、これが富士山修験道の開祖とされる所以である。

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