朽木綱条 (KUTSUKI Tsunaeda)
朽木 綱条(くつき つなえだ)は、丹波国福知山藩の第11代藩主。
福知山藩朽木家12代。
享和元年(1801年)10月17日、第9代藩主・朽木倫綱の長男として生まれる。
享和2年(1802年)に父が死去したため、文化 (元号)元年(1804年)に第10代藩主・朽木綱方に養子として引き取られて養育された。
佐藤一斎の師事を受けるなど、早くから聡明だったといわれる。
文政4年(1821年)6月6日、綱方の隠居により家督を継いで第11代藩主となった。
文政6年(1823年)に大坂加番、文政10年(1827年)に奏者番に任じられるなど、要職を歴任して将来は老中にも期待された。
しかし、これがかえって出費を招き、さらに領内も凶作が相次いで財政に苦しんだといわれる。
天保7年(1836年)5月28日に養父に先立って死去した。
享年36。
後を養子の朽木綱張が継いだ。