松岡心平 (MATSUOKA Shinpei)

松岡 心平(まつおか しんぺい、1954年10月29日 -)は、日本の能研究者。
東京大学教授。
岡山県生まれ。

父は山陽新聞社長。
父の意向で法学部進学を目指す。
しかし20歳の時、観世寿夫による仕舞「藤戸」を見て、「地獄がせりあがってくるような」舞台に衝撃を受けた。
能楽研究の道に入る。

また研究の一方で「橋の会」運営に参加し、廃曲となった能の復曲・上演などの実践的活動にも従事している。

略歴

1978年 - 東京大学文学部卒業

1984年 - 東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程満期退学

1987年 - 東京大学文学部専任講師

1990年 - 東京大学教養学部助教授

2001年 - 東京大学大学院総合文化研究科教授

著書

宴の身体 ばさらから世阿弥へ(岩波書店、1991、のち現代文庫)

能 中世からの響き(角川叢書、1998)

中世を創った人びと(新書館、2001)

中世芸能を読む(岩波セミナーブックス、2002)

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