松木松年 (MATSUKI Shonen)
松木松年(まつき しょうねん、男性、天保14年(1843年) - 大正6年(1917年)12月28日)は、幕末から近代日本の画家・篆刻家である。
名は偉彦(くすひこ)、字は子温、松年は最初の号 (称号)で後に香雲・五峰などと称した。
伊勢度会郡の人。
略伝
松木武彦の子で、松木品彦の養子。
伊勢神宮禰宜を務めた。
幕末に官位官位相当表に至るが、明治維新後一旦返上し改めて従七位に叙される。
画は谷口藹山・松田雪柯に学び、篆刻は福井端隠の門下。
自刻の印譜に『五峰印譜』がある。
また馬術は大坪流の林又蔵に師事した。
享年75。