源為仲 (MINAMOTO no Tamenaka)
源 為仲(みなもと の ためなか、康治元年(1142年)? - 保元元年7月30日 (旧暦)(1156年8月17日))は平安時代末期の河内源氏の武将。
源為義の九男。
母は江口の遊女であり、源為朝は同母兄にあたる。
通称は九郎。
保元の乱では為義に従い、崇徳天皇・藤原頼長方として参戦。
敗北し、父とともに兄源義朝のもとに降参する。
義朝によって助命嘆願されるも叶わず、義朝の手によって船岡山(京都市北区 (京都市))において、父や兄弟達とともに斬られた。
兄の為朝を主人公にした江戸時代の曲亭馬琴の読本『椿説弓張月』の中では、為朝を天から迎えにくる使者として登場する。