源脩 (MINAMOTO no Osamu)
源 脩(みなもと の おさむ、生年不詳 - 天徳 (日本)4年7月7日 (旧暦)(960年8月2日))は、平安時代中期の官人・雅楽家。
仁明源氏。
仁明天皇の皇孫で、父は宮内卿源覚(みなもとのさとる)。
兄弟に源済・源都らがいた。
最終官位は従五位下楽所預図書頭だった。
琵琶の名手であり、延長 (元号)4年(926年)9月29日の花宴(『北山抄』三)及び天徳4年(960年)3月30日の天徳内裏歌合の御遊において琵琶を演奏したことが知られる。
『琵琶血脈』によれば、貞保親王より琵琶の奥義を伝授された脩は、それを源博雅と源高明に相伝したといわれている。
天徳4年(960年)7月7日卒去。