源長季 (MINAMOTO no Nagasue)
源長季(みなもと の ながすえ、生没年不詳)は平安時代後期の官僚。
源守隆の子。
子に源盛雅、源長俊、源盛長らがいる。
醍醐源氏の本家筋の名門の生まれ。
曽祖父は西宮左大臣源高明で高明は第六十代の醍醐天皇の皇子。
少納言、検非違使、右馬頭、土佐国守、備前国守などを歴任した平安後期の官僚。
摂関家に仕える家司であるとともに朝廷に仕える官僚であった。
地方官として各地の受領を務め、地方の発展に尽くし、盗賊の捕縛などの記録のある人物で、在世中に良吏であると名を馳せたという。