菅沼定仍 (SUGANUMA Sadayori)

菅沼定仍（すがぬまさだより）は、戦国時代 (日本)の武将、江戸時代の大名。
上野国阿保藩主。
伊勢国長島藩の初代藩主。

天正4年（1576年）、菅沼定盈の次男として三河国野田で生まれる。
父の隠居で家督を継いだ。
慶長5年（1600年）の関ヶ原の戦いにも参加し、駿河国興国寺城や駿府城、美濃国岐阜城の守備を担当した。
その功績により慶長6年（1601年）6月、1万石加増の2万石で伊勢国長島藩主として移封された。

しかし生来から病弱の上、父や正室が死ぬという不幸も追いうちをかけた。
このために重病に倒れて療養していた最中の慶長10年（1605年）10月25日、京都で死去した。
享年30。
継嗣が無かったため、弟の定芳が養子として後を継いだ。
墓所：京都府亀岡市西堅町の宗堅寺。