藤原盛子 (FUJIWARA no Moriko)
藤原 盛子（ふじわら の もりこ）
藤原師輔の妻（藤原経邦の娘）。
藤原道長の娘。
（異説あり）
藤原盛子 (藤原師輔の正室)
藤原 盛子（ふじわら の もりこ、? - 天慶6年9月12日_(旧暦)（943年10月18日））は、武蔵国国司藤原経邦（藤原南家）の娘。
藤原師輔の妻。
師輔が延長 (元号)元年（923年）に16歳で初めて叙任を受け、翌年に早くも盛子が嫡男藤原伊尹を生んでいる。
この事から、この頃には既に結婚していたと考えられる。
後に藤原兼通・藤原兼家・藤原忠君・藤原安子（村上天皇皇后、冷泉天皇・円融天皇両天皇の母）・藤原登子（村上天皇後宮、のち内侍司）・藤原怤子（冷泉天皇女御）を産む。
師輔が大納言の時に逝去した。
孫にあたる冷泉天皇即位の時に正一位が贈位された。
藤原盛子 (藤原道長の娘)
藤原 盛子（ふじわら の もりこ、生没年不詳）は、摂政藤原道長の娘。
三条天皇の尚侍、女御であったとされる。
母は源明子といわれているが不詳。
『尊卑分脈』にその名が見られるが、『御堂関白記』などの信頼性の高い史料には登場しない。
また、異説として源師房の娘ともされている。
しかし、三条天皇退位の時に師房は9歳であり時代が合わない。
このため、存在の実否も含めて詳細は不明である。