中御門為行 (NAKAMIKADO Tameyuki)
中御門 為行(なかみかど ためゆき、建治7年(1276年)-正慶元年9月10日 (旧暦)(1332年9月30日))は、鎌倉時代後期の公卿。
勧修寺流中御門為方の子。
正応4年(1291年)、16歳の若さで右少弁に任じられ、正安2年1月5日には従三位に叙せられる。
3年後に参議に任じられ、徳治元年(1315年)に父より後宇多上皇の院執権を譲られるが、同年の父の没により参議を辞任。
また、彼自身は持明院統に近く、延慶 (日本)元年(1308年)の伏見上皇院政復活と同時に参議に再任された。
2年後、権中納言となったが同年に辞任している。