中臣宮処東人 (NAKATOMI no Miyako no Azumabito)

中臣宮処東人(なかとみの みやこの あずまびと。生年不詳-738年)は、奈良時代の官僚。
729年(天平元年)、漆部君足とともに長屋王に誣告した人物で、この時、無位。
事件後、外従五位下を賜り、食封30戸・田10町を与えられる。
738年、大伴子虫により斬殺された。
『続日本紀』によると、長屋王に恩遇を受けていた子虫により、囲碁のときに長屋王のことに及んで憤慨して殺されたとなっている。

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