井上正経 (INOUE Masatsune)

井上 正経(いのうえ まさつね)は、江戸時代の大名、老中。
常陸国笠間藩第3代藩主、陸奥国磐城平藩主、遠江国浜松藩初代藩主。
浜松藩井上家6代。

笠間藩2代藩主・井上正之の長男。
元文2年(1737年)に家督を相続し、京都所司代、大坂城代、寺社奉行などを歴任し、宝暦10年(1760年)に老中に就任した。
明和3年(1766年)没し、次男・正定が後を継いだ。

経歴
1725年(享保10年):生まれ
1737年(元文2年) :将軍家初見、家督相続
1747年(延享4年) :磐城平に国替
1752年(宝暦2年) :奏者番
1753年(宝暦3年) :寺社奉行(3月28日 (旧暦))
1756年(宝暦6年) :大坂城代(5月7日 (旧暦))
1758年(宝暦8年) :京都所司代、浜松に国替
1760年(宝暦10年):老中(12月3日 (旧暦))
1763年(宝暦13年):老中辞任(3月13日 (旧暦))
1766年(明和3年) :死去、享年42
官位位階
1739年(元文4年) :従五位下河内守
1756年(宝暦6年) :従四位下
1758年(宝暦8年) :侍従
1763年(宝暦13年):大和守

[English Translation]