今出川公興 (IMADEGAWA Kinoki)
今出川 公興(いまでがわ きんおき、文安3年(1446年) - 永正11年2月4日 (旧暦)(1514年2月28日))は、室町時代の公卿。
父は左大臣今出川教季。
主に後土御門天皇(103代)・後柏原天皇(104代)の二帝にわたり仕え、官位は従一位左大臣まで進む。
母は中納言高倉永豊の娘。
初名は公尚(きんなお)。
子に今出川季孝。
文明 (日本)5年(1473年)に従三位・近衛府となり、公卿に列する。
中納言を経て、文明12年(1480年)に大納言となる。
延徳元年(1489年)には近衛府・内大臣に任じられる。
延徳3年(1491年)に辞したが、明応5年(1496年)には右大臣となる。
明応6年(1497年)には左大臣へ昇格し、永正2年(1505年)まで同職にあった。