四宮源蔵 (SHINOMIYA Genzo)

四宮源蔵（しのみやげんぞう、生年不詳-天正8年（1580年）8月15日?）は安土桃山時代頃の人物で山名氏豊の家臣。
小林源蔵とも言われる。

詳細な経歴は不明であるが山名氏に代々仕えていた重臣であったという。
天正8年8月の長和田の十三日崩れで敗れた主人の山名氏豊と共に但馬国（もしくは因幡国の鹿野城）へ逃れようとした。

途中、因幡国気多郡 (鳥取県)勝部谷の田原谷村に住んでいた知り合いの百姓・北村平助宅にかくまってもらい手厚いもてなしを受けた。
15日明朝、平助の案内により但馬への逃げ道を教えられ平助宅を後にした一行は勝部谷の山中において落人を捜索していた長田肥前らと遭遇した。
大勢の敵を前に奮戦するも力尽き主人・氏豊と共に討ち取られた。