坂上大嬢 (OTOMO no SAKANOUE no Oiratsume)

坂上大嬢(おおとものさかのうえのおおいらつめ、生没年不詳)は大伴宿奈麻呂と大伴坂上郎女の長女で、妹に坂上二嬢がいる。

大伴家持の従妹でのち正妻になる。
名は坂上大娘とも見える。
大嬢を「おほひめ」「おほをとめ」などと訓む説もある。
天平4年(732年)頃から家持との間に歌の贈答が見られるが、その後離絶。
天平11年(739年)頃から再び交渉を持ち、恭仁京に都があった頃(天平12年(740年) - 16年(744年))、家持の正妻になったかと思われる。

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